2018/02/09 Fri
文化 生活
交通事情
どうも!
今回はマダガスカルの交通事情について紹介したいと思います。
マダガスカルの主な移動手段は、「タクシーブルース」と呼ばれる長距離バスと、「タクシーベ」と呼ばれる首都アンタナナリヴ市内を走るバスがあります。
タクシーはもちろんですが、飛行機は国内線もあります。
鉄道はありますが、ほとんど機能はしていないようです。
その他にも地方にはプスプスと呼ばれる人力車もあるようです。
(地方隊員の主な移動手段は自転車または徒歩の様です。)
私の任地は首都で、安全上の理由から自転車は利用できませんので、「タクシーベ」は移動に欠かせない乗り物です。
余談ですが、私はまだ地方に出かける機会がなく、タクシーブルースに乗ったこともなければ、プスプスも見たことがないです。
タクシーベ(以下、バス)はマダガスカル人の通勤通学の移動手段になっています。
バスは運転手と、乗客を呼び込み、運賃を回収する車掌の2名で運行されています。
バスには系統番号及び行先の地名が書いています。
バス停はありますが時刻表はなく、行きたい行先のバスが来たら乗ります。
出発のタイミングは車掌のさじ加減の様で、乗客が全然いないとちょっとバス停で待つことになります。
バスは立って乗ることはなく、必ず座らなければなりません。
ちゃんと補助席もあり、例え狭くても座ります。
バス料金は決まっており、400アリアリ(約15円)で乗ったら適当なタイミングで車掌に払います。
降車時にはバス停が近くなると車掌が降車確認しますので、「misy miala(降ります)」と言うか降りる素振りをすると停車してくれます。
満員の場合は、降りる人がいないとバス停を通り過ぎるので注意が必要です。
ちなみにタイミングさえ合えばどこでも乗降することが出来ます。
始めてバスに乗ったときは満員で狭さに驚きましたが、日本の通勤ラッシュに比べればまだ優しいと感じるようになりました。
またマダガスカルは渋滞が頻繁に発生し、通常20分ぐらいの道でも1時間以上掛かることは良くあります。
マダガスカルに来て約4ヶ月、恥ずかしながら渋滞で移動時間が読めずに活動に遅刻することもしばしば・・・
ちなみにマダガスカルにはほとんど信号はなく、ラウンドアバウトと呼ばれる円形交差点(ロータリー)が多くあります。
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