JICA海外協力隊の世界日記

「カクラ、カクラ、ちょっとずつ。」

はじめまして!アジョアです。

\みなさん、はじめまして!/
西アフリカのガーナ共和国で活動しています、野口はるなと申します。
現地のニックネームは、アジョアです。

普段は「マダム、アジョア」「シスター、アジョア」と言った感じで、

現地の人たちに呼ばれています。

 (※ガーナには生まれた曜日によってニックネームがあるのです!

   このあと下で紹介しますね↓↓)


実は、全くの偶然なのですが、

ガーナでわたしの名前 Haruna は、イスラム教徒の男性の名前だそうで、
名前を教えると、もう必ずと言っていいほど、

多くの人に「ムスリムなの?」とか、「え、男なの?笑」と聞かれます。
馴染みがあり、インパクトがあるので覚えてもらいやすいのですが、
子どもたちは混乱するかな?と思ったので、

ふだんはアジョアで通しています。

わたしの職種は「学校保健」で、郡の教育事務所に配属されています。

巡回型の派遣なので、子どもたちと関わる機会が多く、

いつもたくさんの元気をもらっています。

”要請内容”は、学校保健(School Health Education Program : SHEP)の

担当者と連携して、郡内での学校保健活動の促進や、

モデル校の支援をおこなうことです。


去年の9月より派遣され、いま約10ヵ月が経とうとしていますが、

一代目の派遣のため、まずは基盤づくりをしっかりしようと思い、

いっしょに活動する人たちとの関係づくりなどに力を入れて、これまでやってきました。

そして、わたしの任地、セントラル州エクムフィ郡は、

あまーい、あまーい、オーガニックのパイナップルが特産です!

緑ゆたかで、のどかな、住むにはとても良いところです。

そんな任地のことは、また改めてご紹介させてくださいね。

さて、話はもどり、


~現地語のニックネームについて~


ガーナでも地域によって差があるようですが、

生まれた曜日によって、ニックネームがあります。
今回は、首都のアクラ等で使われるチュイ語と少し違いはありますが、

わたしの任地で使われているFante語の名前をご紹介します。

月曜日  コジョ(男)、 アジョア(女)
火曜日  コベナ(男)、 アベナ(女)
水曜日  クウェク(男)、  エクア(女)
木曜日  クワウ/ヤオ(男)、  アバ(女)
金曜日  コフィ(男)、 エフア(女)
土曜日  アト/クワメ(男)、 アマ(女)
日曜日  クウェシ(男)、 エシ(女)

わたしは月曜日生まれなので、アジョアです!

もちろん、こうなるとニックネームがかぶることは多々あるので、

違う人を呼んでいるのに、間違えて返事をしてしまうといった

恥ずかしい経験は何度かあります(笑)

また、呼び方について言うと、
ガーナの人はよく、外国の人をオブロニと呼びます。

肌の白い人をそう呼ぶそうですが、

ガーナ人以外は、欧米も中東もアジアもみーんな一緒。

もう反射的に出ちゃうんじゃないか、というくらい、
とにかく市場や人の多いところに行けば、”オブロニコール”です。

最初の頃は、正直戸惑いましたが、

今は、”一躍スター”のような気分を味わえているんだなと、

楽しむことにしています。
別パターンでは、「プラギヤ※」と呼ばれることもあります。

 (※ガーナで国民的人気をほこるインドドラマの主人公)
なぜ!?(笑)

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これからも、日々の活動のことやガーナの文化について、

"カクラ、カクラ"(現地語で少しずつ)、お伝えしたいと思います。
どうぞよろしくおねがいします♪

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