JICA海外協力隊の世界日記

Alofa 常夏の島サモア日和

【教育事情】イスに座った先生

Malo!(マロー!)今回はサモアの先生のご紹介。サモアで先生の職は高い地位を示しており、優秀な人たちが学校にて教鞭をとっています。職が決して豊富でないサモアでは、少ない選択肢の中で先生の職を選ぶものも少なくないようです。

日本で先生というと、黒板の前に立って授業をしたり、教室をグルグル巡回して児童の指導にあたったり先生はよく動いているイメージがありますね。

しかし、ここサモアでは大柄な先生たちは自ら動こうとは決してしません。身の回りのあれこれは全て児童に指示をすることで子どもたちが動いて物事が遂行されます。例えば、落としたモノを『拾いなさい』であったり…。授業も座ったまま行われることが多いです。先生は座ったまま、児童があれこれ動く姿はなんともサモアらしくて、ホッとする光景なのです。

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