JICA海外協力隊の世界日記

Alofa 常夏の島サモア日和

【文化紹介】〜体罰に対する考え〜

Malo!(サモア語でこんにちは。)前回体罰に対することを記載しました。【体罰】については自分も日々深く考えせられることが多く、いつも目の当たりにするたび、やるせない思いでいっぱいにな`るのですが、結局は何もできずに時が過ぎていきます。

「サモアの躾」が『叩くこと』なので、彼らは叩かれることで相手が怒ってると気づきそれから反省します。逆に言えば、『叩かれないと分からない。』そのことが問題であり、体罰をしない私がどれだけ怒っていても子どもたちに伝わらないことが活動をしていて多々あります。

そして『叩くことには限界がある。』叩かれることに慣れている子どもたちは、次第に少々叩かれたくらいでは言うことを聞きません。それも問題の1つで、『大人たちはどんどん過度に叩くことをする必要があります』結局、どちらにとっても『叩くことが躾』はプラスにはならないと思うのです。なので、私はこれからも彼らを叩くことで言い聞かせることはしないと思います。これからサモアの躾がどう変わっていくのか、また変わらないのか。今の現状『叩くことは良くない』と私が主張をしても変わらない現実があるので、今後のサモアの躾についてまた関心を持って見守っていきたいです。

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