JICA海外協力隊の世界日記

赤い土に暮らして

空からみるマプト

マプト空港から約35km沖合にあるイニャカ島に、セスナに乗って行ったときのこと。
空から見るモザンビークは、また違う顔を持っていた。

マプト空港から飛び立ち、すぐ目に入る大きな山。ゴミ山だ。フィリピン・パヤタスにあるスモーキーマウンテンの問題はよく耳にするが、ここモザンビークでも大きな問題になっていると聞く。ゴミが自然発火しているのか、煙がたちのぼっている。この山でガベッジピッカーとして生計を立てている人がいる。ゴミ山のすぐ横は幹線道路、そして民家も迫る。首都のそれも国際空港の真横にあるのは知っていたが、空から見るとその大きさに驚く。

イニャカ島の畑は、人の手仕事を感じる。不揃いな形の畑とあぜ道。朝7時半ごろだけど、人がいるのが見える。車もないから家から歩いて畑仕事にきているのだろうか。電線もなにもなくて、自然がのこる景色は惹かれる。

夕方5時ごろの首都マプト。モザンビークで一番発展しているところ。ビル群と交通渋滞。日本に比べると低い建物だけど、高い建物があるのはモザンビークでもこの周辺だけ。

いつもは地上に立っているから、どの場所に美味しいレストランがあって、日本食が買えるスーパーがあるかなど知った街のように思うけど、こうして空から見るとなんだか違う世界に見えるから不思議だ。

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