JICA海外協力隊の世界日記

KIROのアオリータ日記

「日本デイ(Día de Japón)開催

オラ! コモ・エスタ? メキシコ、サン・ファン・デル・リオのKIROです。   

 今回は、活動先のサン・ファン・デル・リオ工科大学で開催された「日本デイ(Día de Japón)」の様子を紹介します。日本デイは、メキシコと日本の協力関係を更に緊密にすること日本文化を紹介・体験してもらうことにより日本への理解を深めることを目的に行いました。                                   また、キャッチフレーズは、「桜の心が結ぶメキシコと日本の継続した協力関係構築を目指して」としました。これは1年前にメキシコD.F.にある日墨協会から寄贈して頂いた桜から苗木を作り、サン・ファン・デル・リオ市周辺の政府機関、学校、企業等に配布し桜を育てることを通じて桜への日本人の心を理解してもらうと共に、サン・ファン・デル・リオを桜の名所にしたいとの大学に配属された3名のボランティアの気持ちを反映したものです。

 イベントは、日本大使、サン・フアン・デル・リオ市長、日墨協会元会長、JICAメキシコ事務所長等の来賓の方による桜の植樹式から始まり、政府機関、学校、企業等への桜の贈呈式も行いました。                     その後5つの講演があり、日本大使による日本文化と日本・メキシコの関係の講演の他、カルロス春日氏、JETROメキシコ事務所、JICAメキシコ事務所や企業等から日本とメキシコの関係の現状や日本的な働く考え方をメキシコへ適用する場合の方策や見通しなど広範なテーマの講演があり、約1,200人の来場された方々にメキシコと日本の関係を良く理解して頂けたと考えています。

 夕方からは会場を大ホールから総務棟に移し、写真展示による日本紹介、日本大使館/JETRO/JICA/国際交流基金及び企業の紹介コーナー、書道・着物の着付け・ふろしき教室及びコスプレ大会によるフィエスタ・デ・ハポン(日本の祭り)を行いました。                                       特にコスプレ大会は、大学の学生の他に地域の高校生の参加もあり、来場者全員でコンテストを楽しく行うことができ大いに盛り上がりました。また、書道や浴衣の着付けも大好評で列ができる程でした。              今回のイベントを通じて、当初の目的であるメキシコと日本の協力関係をより密接にすると共に、日本への理解を深めてもらえたと思います。                                           計画を立ててから実施まで約5カ月、学内の調整が上手く行かず作業が何度もストップしたり、沢山の関係部署との調整に苦労しましたが、無事に開催できてホットしています。次回は、他大学と連携した日本デイ・ウィークを開催しイベントを更に大きく盛り上げて行きたいと考えています。

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