JICA海外協力隊の世界日記

薬剤師のウガンダ秘境滞在日記

農業祭

 ウガンダ東部のジンジャという街で農業祭がありました。

 毎年1回開催される農業祭はウガンダ大統領も訪れる大きなイベントです。

 種や作物の展示や砂糖やコーヒーなど様々な企業をはじめ、県庁やNGOなども出展していました。またモバイル動物園があったり、ラクダがいたり、食べ物を売っている屋台などお祭りのようでした。

 コミュニティ開発隊員(稲作普及)を中心にJICAも出展したのでその様子を紹介します。

 上の写真のように、隊員たちは質問に応じてポスターの詳しい内容や農具の使い方を説明していました。加工食品としてポン菓子も紹介しており、訪れた人々は皆、興味津々の様子でした。

 次々と人が訪れてブースは大盛況! 

 ジンジャ県や近隣県だけではなく、ウガンダの北部やケニアから来ている人もいました。

 そして、たくさんの子供たちが社会見学として訪れました。引率の先生と少し話をしたのですが「子供たちに日本の農業を学ばせて、彼らのこれからの生活を良くしたい」と言っていたのが印象に残っています。

 JICAブースを離れて農業祭を回っていると「ジャパニーズ」と呼びかけられて驚きました。普段は『チャイナ』と呼ばれることが多く『日本人』と言われることは滅多にありません。

 なんで「日本人だとわかったの?」と聞くと「JICAのブースに行ったよ」と返答がありました。現地の人にとってもインパクトがあったようですね。

 見て回っていると、ソーラーパネルや雨水タンクの出展ブースもあり、インフラの弱いウガンダではやっぱり需要があるんだろうなと思います。また大量のマトケ(グリーンバナナ)に圧倒されました! 囚人の手作り品も販売されており、ビーズのペンケースを買いました。

 普段の生活とはまた違ったウガンダが見れておもしろかったです。

 そして、各県で頑張っている同期隊員や後輩隊員の活動を見ることができて刺激をもらいました!

 残りの任期引き続きがんばっていきたいです!


 最後まで読んでいただきありがとうございます。

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