日本人教師、600人の島に住むってよ in モルディブ(太田隊員は帰国しました)

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太田 洋舟
愛知県

タイプ/職種
青年海外協力隊
小学校教育
派遣国
アジア
モルディブ アリフダール環礁 ディグラ島
一言メッセージ
今やりたいことを仕事にして生きていれること、そして支えてくれるすべての方に感謝しています。絶海の常夏島から、のんびりした日常をお届けします。

 

終わり = 始まり?

2019.06.25

 さて、任地での活動も本当に終盤を迎えました。正確には、任地でのすべての活動を終え明日首都マレに移動します。現在、私の任地ディグラ島は、毎週木曜日の朝6時から45分間、幼稚園から10年生までの約110名の全校生徒を対象に、「朝体育」を実施している代わりに、通常授業の時間に体育はありません。学校のグラウンドだけではなく島中のグラウンドを使用し、56か所に分かれて各学年の担任の先生が体育の授業をするスタイルが、今年の3月から確立されました。写真は現地教員が1,2年生を相手にサッカーのドリブルリレーの説明をしている場面です。

 この時私は、幼稚園の体育授業に混ざった後、急いで低学年の授業を見に来たのですが、そこにはしっかりとラインを作らせてルールを説明している先生の姿がありました。他にも、バレー、ハンドボール、サッカーなど、各場所に分かれて各教員が生徒たちをコントロールしており、何よりも生徒たちが運動を楽しんでいる姿は感慨深いものがありました。体育をほとんどやっていない2年前の状況から、本当に進歩したと思います。将来も現在の体育が続いていくか不安ですが、体育の重要性を十分理解している校長・教頭なら、しっかりと教員を引っ張っていって続けてくれると信じています。

 さて、私が帰国する前にスポーツ大会をしようと現地教員が言ってくれて、チームごと分かれ、バレーボール、ネットボール、バトミントンを行いました。バレー大会の当日はとんでもない土砂降りでしたが、無理やりやることになりました。「I’m okay, but you might catch a cold.(自分はいいけど風邪ひくかもよ?)」と自分が尋ねたら、「No problem. I will be absent tomorrow.(大丈夫。明日休むから。)」と現地教員が言ってきて大爆笑でした。しかも校長の前で。。しかし、モルディブ人が時折見せる、強引さ、「何とかなるから、とにかくやってしまおう。」というスタイルは個人的には結構好きです。何はともあれ、任地での生活も残りわずかです。最後まで健康安全に気を付けて生活したいと思います。

健康と言えば、現在13名のJICA協力隊員がモルディブで活動しているのですが、5月10日頃に1名、6月7日に1名、デング熱に感染してしまいました。デング熱は蚊が媒介して感染し、高熱、頭痛、吐き気、関節痛などの症状を引き起こす危険なウイルス感染症の一つです。日本でも聞くことがある、マラリアほどではないようですが、本当に危険な感染症です。帰国直前にデング熱を発症し、帰国延期などにならないように、特にこの残り1週間は本当に気を付けたいと思います。それではまた。