2018/10/15 Mon
人 生活
エウアの空事情
首都から私が住むエウア島に行くためには、船と飛行機があります。
船は1日1往復、船の種類は3種類ほどあり複数走ることもあれば、1種類のこともあります。
飛行機は1日2便から3便。比較的観光シーズンの現在は平日3便運航されています。
先日、首都があるトンガタプに行く際に飛行機に乗りました。
エウアの空港は最初に載せた写真です。
え?!これが空港??と最初はびっくりしました。空港というより飛行場といった方が正しいかもしれません(笑)
飛行機といってもこのようなプロペラ機で8人乗りです。
時折、15人乗りくらいの少し大きいものが飛んでいるそうですが、まだ私は乗ったことがありません。
エウアからトンガタプまで行く際に、予約は私1人だけでした。
しかしエウアの病院からトンガタプへの緊急移送があったため、病院の看護師と患者と私という3人になりました。
小さいプロペラ機なので、フライトバランスが大事らしく、乗る前に自分の体重と手持ち荷物も含めて体重を測り、席を決めているそうです。
日本の感覚だと、患者の隣は患者の状態を把握している担当の看護師なのでは…とも思いながら、
また他の席も空いていましたがフライトバランスにより、患者であるトンガ人男性の患者さんの隣に私が座りました。
滞空時間は約7分ほど。とても短い空の旅です。
海がすぐ下に見え、ときにはクジラが見えるときもある高さで飛んでいるので最初はとても怖かったですが最近やっと慣れました。
帰りの飛行機でびっくりしたことが起こりました。
搭乗が始まりチケットを係員に見せた際、書かれていた席が2Aから1Aに書き換えられました。
1A??
初めて見た席に戸惑っていたら、
そう、なんとコックピットの席だったのです…!!!!
元々8名ほどのプロペラ機なので、操縦席は見えるのですが、まさか自分が操縦席に座ると思っていなかったので、びっくりしました。
操縦士の隣に座り、操縦士がいつも付けているヘッドホンを付けました。
ヘッドホンからは操縦士さんと管制塔のスタッフであろう会話。
私はただ座っているだけでしたが、いつもと違った景色にとても緊張しました。
滅多にできる経験ではないので、本当に貴重な時間でした。
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