JICA海外協力隊の世界日記

佐田、日記を書く。

【#1】どうして途上国に?

世界日記を読んでくださっている皆様、はじめまして!

JICA海外協力隊としてタンザニアに派遣されている佐田祐介(さたゆうすけ)と申します。昨年8月に2019年度1次隊としてタンザニアに派遣されてから約半年が経過しました。この度、「JICA海外協力隊の世界日記」へのブログ投稿の機会をいただきました。これから20213月までのタンザニア派遣期間中に、学んだことや感じたことなどをこのブログを通して皆様と共有していきたいと考えています。

途上国での生活や活動の様子などをできる限り多く発信し、タンザニアのことやJICA海外協力隊のことをより多くの方に知っていただければ幸いです。まさに今、タンザニアでパソコンに向かって打ち込んでいるこの文章が、日本に住む皆様のところへ届き、多くの方に読んでいただいていることを想像すると、とてもワクワクしています。

少しばかり自己紹介をしたいと思います。

私は昨年4月まで福岡県大牟田市の公立高校で理科の先生をしていました。専門科目は物理です。現職参加制度を利用してJICA海外協力隊に応募し、帰国後も福岡県の公立高校で勤務させていただくことになります。

プロフィール欄にも書かせてもらいましたが、途上国でのボランティア活動に興味を抱くようになったきっかけは、私が高校生のときに伺った故・中村哲医師の講演です。

医師でありながら、現地の水や食糧に着目し、井戸の掘削や用水路の建設に取り組まれていました。たとえ初めは専門分野ではないことであっても、自分自身の技術や知識を高めることで多くの人の役に立つことができる。自分の努力次第で環境を変えることができるのだ、という熱い想いに感銘を受けたことを覚えています。学校の先生として働く中で、途上国で懸命に学ぶ子どもたちに対して自分にも力になれることがあるはずだと考えるようになりました。

タンザニアでは文化の違いや言語の壁にぶつかることもたくさんありますが、これからいろいろな出来事をこのブログで共有していきたいと思います。

一つ目の写真は配属先の学校(キパランガンダ中等学校)の教室の様子です。二つ目は、家から学校までの通勤で使う大きな幹線道路の写真です。学校のこともこれからどんどん紹介していきたいと思います。

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