JICA海外協力隊の世界日記

朝5時から拡声器で象と人生について話を聞く日々

腕相撲

私の配属先はマンダレー少年訓練学校というミャンマーにおける言わば少年院のような存在です。

そこに定員200名(日本の1人2畳の計算だと定員は100名程度)のところに350名の18歳までの子どもが収容されています。職員はわずか20名ほどで対応しており、教育活動を充実させることが困難な状況にあります。

そこで、私は教育活動を充実させることを中心に行っています。

今回は日本人というか大人はスゲーんだぞ。

というのが見せたくて、各寮を腕相撲しながら回った結果を伝えます。

さすがに350人とは戦えませんでしたが、

腕っぷしの強い連中を片っ端から戦っていき、なんと。。。

80人中3人にだけ負けました。

日本では腕相撲に特段自信があるわけではありませんが、なかなかの成績だと思います。

ミャンマーでは先生を敬う文化がありますが、

かれらが手加減をしてくれてわざと負けたとは考えにくいです。

これも貴重な情報です。

こうやって、同じ目線に立って活動をすることもたまには面白いと思っております。

子どもに大きな変化はありませんが、こうしたことの積み重ねが「外国人」そして「大人」という生き物に対しての認識をほぐすことになればと思って止みません。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ