2022/05/23 Mon
活動
【002】活動先:Egyptian Japanese Schools
おはようございます!
今回のトピックは僕の活動先の紹介です。
◯ EJS:Egypt Japanese Schools
僕の活動先はエジプト日本学校(Egyptian Japanese Schools:EJS)という、日本式の教育を導入しているエジプトの公立学校です。先生も子どももエジプト人です。日本式教育として取り入れられているのは、「特活(特別活動)」と呼ばれる掃除、学級会、日直などを中心とする活動です。
◯ 学校の風景
学校の風景を何枚か載せておきます。ほとんど日本の学校と変わりません。
エジプトの学校は校舎が写真のような色(赤茶色と白)で統一されているようです。
この学校は将来的に高校3年生まで入るようです。現在は幼稚園から小学4年生までの約500人の子どもと約50人の先生がいます。校長先生いわく、EJSの中では最大規模の学校だそうです。規模はその地域にあるEJSによって異なります。
廊下の壁にはたくさん絵が描いてあります。
EJSでは子どもひとりひとりに机と椅子があります。しかし一般的な公立の学校では2〜3人机だそうです。
これでもかというほど広い校庭です。体育隊員としてはとても助かります。しかし写真に見える砂の部分は砂浜の砂です。柔らかい土ですし、石や貝殻がたくさんあるため、ここで授業はしません。。屋外の授業は基本的には奥に見えるコンクリートのグラウンドで授業をしています。
◯ エジプトの教育
これまでエジプトでは学力偏重の詰め込み型教育が一般的で、テストで良い結果を残すための教育が行われていたそうです。学力だけではなく、主体性、協調性、社会性などが身につく日本式教育に注目していたエル・シーシ大統領が「特活(Tokkatsu)」の導入の協力を日本に要請し、EJSは2018年に開校しました。現在はエジプト全国に約50校のEJSがあり、200校まで増やす計画もあります。
この新しい取り組みに自分がどのように役立てるのか、まだまだ模索中です。体育だけではなく、特活の視点からも何かアプローチしていきたいところです。
そろそろ派遣開始から6ヶ月が経ちます。「活動計画表」ゆっくり作成していきます。
それでは、また!
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