JICA海外協力隊の世界日記

エジプト滞在記 ーナイル川のほとりからー

【004】ん、エジプト料理?

今日は、エジプトで有名な食材を求めて郊外に。

私たちが欲していたものは「ラクダの肝臓(レバー)」!(写真は調理前の生レバー)

エジプト料理かと尋ねられても定かではないが、エジプトでは有名な食べ物。

ラクダのお肉も食べてみたかったが、今日は無い。ということで、肝臓と心臓を注文。
さっそく若めのお兄ちゃんが慣れた手つきで捌きはじめる。


この17歳のお兄ちゃんは毎日ここで働いているのだと。
こちらの拙いアラビア語の質問に対して真摯に答えてくれるお兄ちゃん。
喋りながらも手際よく調理を進めていく。

さて味付けはトマトをすり潰したものと、大量の塩胡椒。そして大量の油をこれでもかと注ぐ。

エジプトに来て、健康状態はどんどん悪化しているだろうな。と感じつつも、美味しくてやめられない...。

美味しそうにお皿に盛り付けてくれ、ひと言「Bon appetit(召し上がれ)」。


他の動物の肝臓と比べ、臭みもなく食べやすい。
アエーシュというパンと一緒に食べ、味変にポテトチップス。
初めて食べるラクダの肝臓に私たちは心踊り、1キロ以上をぺろり。3袋あったポテトチップスはどこへ...。

ローカルなお店で地元の人たちで知らない人はいないらしい。そりゃ美味しいはずだ。

地元から愛されるお店。それもこの若いお兄ちゃんの頑張りのもと成り立っているのか。


うん、週1で通いたくなる素敵なお店でした。

〈まとめ〉
・ラクダの肝臓を食べられる店は限られており、普段街で見かけるのは鳥や牛の肝臓
・他の動物の肝臓に比べ、ラクダの肝臓を食べると活力が湧くらしい
・生で食べることができる(1枚目の写真)

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