JICA海外協力隊の世界日記

エジプト滞在記 ーナイル川のほとりからー

【010】ラマダン

エジプトでは、毎年「ラマダン」と呼ばれる行事が行われています。「ラマダン」とはイスラム教の五行のひとつである「断食」を行う月のことをいいます。

ラマダンは断食を行う期間のことですが、断食といっても1日中飲食をしないわけではありません。明け方から夕方までは断食を行いますが、その後日没から日の出までは食べたり飲んだり。

写真のように、家や道が飾りでいっぱいになります。

日没後に食べる食事はイフタール(朝食)と呼ばれています。イフタールでは家族や友人と集まって食卓を囲むのが一般的らしいです。イフタールの時間になるとレストランも満席になっています。

写真は友人にイフタールに呼んでいただいた時の料理です。

学校では先生、多くの子どもが断食しています。イスラム教でない僕は食べたり飲んだりしてもいいのですが、できる限り断食に挑戦しています。気温の高い日などは喉が渇いて、けっこうきついので、こっそり水を飲んだりすることもあります。

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