JICA海外協力隊の世界日記

今日も Jamm Lekk !

# 22 Dakar 交通事情③

こんにちは。篠宮です。

僕は今、セネガルの首都ダカールで、障害児・者支援の隊員として活動をしています。

前回、前々回の記事では僕がダカールで利用する交通機関についてご紹介させていただきました。

今回もその続きで、「Car rapide / カーラピ」「Ndiaga Ndiaye / ジャガンジャイ」についてです。

まずは「Car rapide / カーラピ」について。

5B85CAA3-A49A-409E-9119-FDE139C77080.jpeg

00A7CC62-56D9-45FC-BBD5-11DFE108C1DA_1_105_c.jpeg

見た目はこんな感じで、とてもカラフルです。

ほとんどのカーラピは、上の写真のように黄色と青が一般的です。
その中で、下の写真のように緑と青や、赤と青など。違う組み合わせのカーラピも存在します。

僕は個人的に、これらの違う組み合わせのカーラピを「見かけたらラッキー」「乗れたら超ラッキー」と思っています。

乗車場所と降車場所は、前回と前々回に紹介した「バス」「DemDikk」とだいたい同じです。もしくは人が集まっている場所です。
また、タイミングさえ合えば、自分の好きな場所で乗り降りできます。

乗車賃は100-150fcfa(日本円で約20-30円ほど)。基本は100fcfaですが、距離に応じて変わります。
カーラピ内には、お金を集める車掌さん的な人がいるので、その人に乗車賃を渡します。切符などは特にありません。
降りる際には、その車掌さんに降りることを伝えれば大丈夫です。

8FE55F48-816C-4815-AEB5-533D0C831884_1_105_c.jpeg

乗降車はカーラピ後方からです。また、助手席も座ることができます。
車内の写真は撮れなかったですが、4-6人が座れる横並びの椅子が、縦向きと横向きにそれぞれ平行に配置されていて、向かい合う感じになります。

カーラピバスDemDikkと比べて、移動距離が短いのと回転率が高いバスやDemDikkよりも走っているカーラピの数が多い)のが特徴だと個人的に思っています。

だいたい、1つか、長くて2つの地区間や地区内を往復しています。
また、みんながよく行く場所大学や市場、地方行きの大型バスの乗り場など)に行くことが多いです。

続いて、「Ndiaga Ndiaye / ジャガンジャイ」について。

7022C1BA-D910-444B-8B2C-0EF5B0171EE9_1_201_a.jpeg

大きさはカーラピよりも大きく、30-40人ほどが乗車可能です。

乗降車の場所はカーラピとほとんど同じです。
乗車賃は100-300fcfa日本円で約20-75円くらい)で、距離に応じて変化します。

乗降車もカーラピと同じで、後方の出入り口からで、助手席も座ることができます。
乗車賃も車内に、車掌さん的な人がいるので、その人に行き先を伝えて渡します。切符などは特にありません。

ジャガンジャイは、行き先が決まっている場合(A地点とB地点の往復だけで、乗り降りもAとBのみ)があります。
その場合は、席が埋まらないと発車しません。
また、移動距離はカーラピよりも長いことが多く、2つや3つの地区間や地区内を往復しています。
その分、バスやDemDikkよりも最短ルートを通ることもあります。

なので、行き先や所要時間などでカーラピやジャガンジャイ、バス、DemDikkを使い分けるイメージでしょうか。

以上が、カーラピジャガンジャイについてです。

また次回以降に、他の交通機関についてもご紹介させていただきます。

長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、またお会いしましょう。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ