JICA海外協力隊の世界日記

添野良一のウルグアイ滞在日記

春、芽吹くウルグアイ

月日は百代の過客にして 行きかふ年も又 旅人也。

ここウルグアイの首都モンテビデオを春の陽気に誘われて街中を歩き始めたら、ふと芭蕉の奥の細道の序章が浮かんできました。

思えば、日本から随分と遠くに来たものだなぁ~、と思いながらも日本もここも同じ人間、同じ地球。喜びや悲しさや辛さをかみしめながら、それさえも楽しみながら、生きてる、頑張ってる生きてるぞ、と芽吹き始めた木々や野花も語り掛けてくれます。

 路傍の人馬も穏やかな陽気に一休み、一休み。

さぁ温かくなってきたぞ~

あとひと仕事、踏ん張っていきましょう。

下記の写真は、地上から10m位の高さの木に寄生し、なおも愛らしいピンクの小花を咲かせて、逞しさを感じる野花です。

 人生も至る所に青山あり、置かれた場所で自分の小花を咲かせていきたいものです。

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