JICA海外協力隊の世界日記

ラオスで協力隊暮らし

ラオス初!原爆展

サバイディ(こんにちは)!

前回の更新からだいぶ日数が空いてしまいました。申し訳ありません。

今月は、ラオスの生活や活動の様子をたくさん紹介できるようがんばります!

さて、みなさん、1枚目の写真は何をしているところかわかりますか?


正解は・・・

みんなで鶴を折り、千羽鶴をつくっているところです!

みんなとってもいい笑顔で、一生懸命鶴を折っています。

なぜラオス人が鶴を折っているかというと...

先月末、広島県出身の花岡早織隊員が指揮をとり、ビエンチャンで原爆展を開催しました。今回、企画運営スタッフとして、私も参加してきました。

原爆展は青年海外協力隊員が活動する多くの国々で開催されていますが、ラオスでは初めての試みでした。

原爆展について、こちらに詳しく紹介されていますのでご覧ください。

実は、ラオスは<人口1人あたり世界で最も爆撃を受けた国>と呼ばれるほどベトナム戦争(1964~1973)で被害を受けました。

いまでも多くの不発弾が地面に埋まっており、死傷者が出ています。

原爆によって多くの人が亡くなった日本、不発弾で苦しむラオス。

平和への祈りをこめながら、参加者全員でおりづるをつくりました。

ラオス人のみなさんは、ヒロシマ・ナガサキの出来事を真剣に受け止めてくれました。

ラオス初開催ということもあり、半年以上前から準備をはじめ、試行錯誤しながら企画を練ってきました。どうなることやら?と当日まで不安でしたが、70人強の参加者を迎え第1回原爆展は大成功に終わりました。

これもラオス・日本の多くの方々のご協力のおかげです!!

出来上がった千羽鶴は広島県に届けられ、平和記念公園の原爆の子の像に奉納される予定です。

日本と派遣国をつなぐ架け橋になる...今回は協力隊員の大切な役目のひとつの紹介でした。

こーぷちゃい(ありがとうございました)!

写真①:みんなで鶴を折っています。綺麗な模様の折り紙にみんな興奮。

写真②:ポスター展示。ヒロシマ・ナガサキの出来事を紹介しています。ラオス人のみなさんは日本の復興の様子に驚いていました。

写真③:原爆展の参加者。大人から子供まで参加してくれました。ありがとうございました。

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