2023/07/14 Fri
IT 活動
開発の悪循環を断ち切るために
皆さんこんにちは!
今回は私の活動を少し掘り下げて考えてみようと思います。
私の活動内容はシステム開発とその開発を通して同僚たちに技術移転を行うことです。
そのため今まで複数のシステム開発を行ってきたのですが、当然いくつか問題点や課題が見つかっています。
私が特に気にしているのが「同僚たちへの技術移転」があまりできていないことです。
これ、技術移転を行う時間が確保できていないことが要因で、特に同僚たちの時間が確保できないことが大きく影響しています。
なぜこんな状況になっているかというと、そもそも人が少ないというのもあるんですが、それ以上に開発作業が標準化されておらず開発効率が悪かったり、担当者が固定されてしまっていてほかの人が手出しできなかったり、対症療法的なシステム改修を行っているため不具合が頻発したりプログラムが複雑になりすぎて身動きが取れなくなってしまっていたり・・挙げればきりがありません。
そしてこれ、それぞれの原因が他の原因に影響してしまいどんどん状況が悪くなっていく悪循環になっていて、何か抜本的な対策でもしない限り抜け出すのがかなり難しい状況です。
もちろん私も今までの活動を通して何とかこれらを解消しようと様々な対策を実施してきました。
今までバラバラだった各システムで使われているアーキテクチャー(開発技術)を統一して誰でも同じように扱えるようにし担当者への依存を軽減させたり、システムリニューアルの際にリファクタリング(同じ内容でわかりやすくプログラムを作り直す)や冗長なプログラムの排除などを実施して、開発や保守作業の容易化や効率化を実現してきましたが、まだまだ不十分というのが現状です。
私の活動期間中にこれらすべてを解消するのは難しいとしても、1つでも多く解消できるように引き続きいろいろ考えていきたいと思います。
では、また次回!
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