JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

同期隊員の帰国

皆さんこんにちは!

私は8月中旬に当初予定していた2年間の任期を終え、現在は延長期間に入っています。
そしてこの時、一緒にブータンに赴任した同期隊員は任期を終えて帰国していきました。
今回は、同期隊員が帰国した現在の心境を書いていこうと思います。

私とその同期隊員は、2020年1月にJICA二本松訓練所で実施された派遣前訓練(約70日間)からずっと一緒で、COVID-19の影響で派遣が延期になり日本で1年以上待機したり、赴任直前に駆け込みでコロナワクチンの接種を受けたり、赴任時にブータン入国のためにインドでPCR検査を受けたり、ブータン到着時に約2週間の隔離を経験したり、活動開始後に任地のティンプーで実施された約2か月間のロックダウンを経験したりと、共に様々な経験をしてきました。もちろん活動先や滞在先が違うのでずっと一緒にいたわけではありませんが、言わば「ブータンで共に戦ってきた戦友」のような存在です。

私は任地で日本人同士で行動することをあまり望んでいないため、他の隊員と積極的に会ったり一緒にどこかに行ったりというのはほとんどありませんでしたが、何かあった時に頼ったり一緒に行動するのは大抵同期隊員でした。
なんだかんだで私たち協力隊員にとっての同期隊員というのは、かなり大きな存在であることは間違いないと思います。

そんな同期隊員の帰国を見送った時の感情はなんだか複雑で、任期を満了して帰国することに対するねぎらいの気持ちもあれば、同期隊員がいなくなってしまう寂しさや不安のようなものもありました。それに加えて、時間の流れの速さと延長した残りの任期の短さに対する不安や、帰国後のことなども急に意識し始めてきました。

唯一の心残りは、急な出張が入ってしまい同期隊員の最終活動報告会と送別会に参加できなかったことです。

このような気持ちを抱えながら、残りの任期も精一杯活動していこうと思います。

最後に帰国された同期隊員の方へ。2年間本当にお疲れ様でした。

では、また次回!

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