JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

チュゴ

皆さんこんにちは!

ブータンを旅行していると、道路脇でお店の軒先に吊るされた白くて四角い角砂糖のようなものを見かけることがあります。
それがチュゴという食べ物です。
そこで今回はチュゴを紹介します。

IMG_0251.JPG

私は最初チュゴを小さく切ったお餅だと思っていました。
しかしその正体はお餅ではなく乾燥させたチーズでした。
チュゴは前述の通り道路脇でお店の軒先に吊るされて売られていますし、マーケットなどでも普通に売られています。
原料はもちろんミルクですが、ティンプー市内で売られているものは多くが牛のミルク(牛乳)から作られているのに対し、場所によってはヤク(牛のような動物)のミルクから作られたチュゴも売られているそうです。
味は私たちが想像するような濃厚なチーズの味ではなく、とても控えめなミルク味といった感じです。

そしてこのチュゴ、とにかく堅いです。中にはやわらかめのチュゴもありますが、よく乾燥させてあるので基本的にカッチカチです。
思い切り噛んでも割れません。歯の方が心配になるくらいの堅さです。
これを時間をかけてゆっくり溶かして少しづつ噛り取っていきます。
私の経験上、小さなチュゴであっても1個食べるのに30分以上はかかると思います。
あと、道路脇のお店でよくチュゴが売られているのは、時間のかかる山道で口が寂しくならないように、そして酔い止め代わりに、なのかなと思っています。

もしブータンを訪れる機会がありましたら、ぜひ1度チュゴを食べてみてください!

では、また次回!

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