JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

紅葉の代わりに唐辛子?

皆さんこんにちは!

四季のあるティンプー。
桃の花で彩られる春、緑あふれる夏、雪山に囲まれる冬、でも秋ってどうなるの?
ということで今回はティンプーの秋について紹介しようと思います。

標高が高いティンプーでは広葉樹が少なく、日本のように紅葉を楽しむことができません。
では、どんな時に秋を感じるのでしょうか?
以前このブログでも何度か取り上げた通り、ブータンでは田園風景を見ることができますので、黄金に輝く稲穂がブータンの秋を彩ります。
そしてもう一つ、鮮やかに色付いたエマ(トウガラシ)もブータンの秋を彩ります。
秋から冬にかけてブータンは乾季になり、ほとんど雨が降りません。その乾季の始まりと共に始まるのがエマの天日干しです。
澄み渡った青空の下、屋根一面に広げられているエマ、紐で吊るされているエマなど、あちらこちらがエマで彩られます。
最初は鮮やかな赤色やオレンジ色をしていて、乾燥が進むとともに深みのある赤色に変わっていきます。
日本で見られるモミジの紅葉も好きですが、私はエマで彩られたブータンの秋も大好きです。

では、また次回!

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