JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

ブータンの教育制度2

皆さんこんにちは!

今回はブータンの教育制度の続き、特にブータンの公立学校について書いていきます。

まず、日本では小学校、中学校が義務教育ですが、ブータンには義務教育がありません。
加えて、仏教国であるブータンでは、仏教学校に通う子供たちも一定数いるそうです。

次に入学に関して入学試験などは無く、年齢条件さえ満たせば入学できるそうです。
ただし、クラスPP~4までは試験はないものの、クラス4以上は進級・卒業には試験があり、この試験をパスしないと進級・卒業できない仕組みになっています。
この進級・卒業のための試験は科目ごとにテストがあり、総得点が50%以上の場合に合格となるようです。
また、各クラスの進級試験は学校毎に作成されるそうですが、区切りであるクラス6,8,10,12の進級・卒業試験は学校毎ではなく共通の試験が行われるそうです。

公立学校の授業料については無料です。
ただし、学校毎に違うようですが、年額700Nu.程度(1,300円程度)の費用(運営費のようなもの)が必要になるようです。

最後に公立学校の服装ですが、文化を重んじるブータンでは学校の制服は民族衣装のゴとキラと決められています。
学校毎に指定のゴとキラがあり、子供たちはその指定されたゴとキラを着ています。

では、また次回!

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