JICA海外協力隊の世界日記

みんなもベナンにおいでよ!

13「神の手」と呼ばれる盲目のベナン人のマッサージ

Bonjour!

 先日、「神の手」と呼ばれる盲目のベナン人のマッサージを受けました。

 最初の握手をするだけでどこが悪いかを教えてくれました。

・砂糖取りすぎ    → 気をつけます
・血の状態が良くない → 「60-80」の低血圧です
・筋肉の感染     → ???
・目が悪い      → コンタクトは「−7」
・腰が悪い      → ヘルニア経験あり
・肺の炎症      → えっ!
・薬に頼りすぎ    → マラリア予防薬と生理鎮痛剤のことかな?
・硬い靴はよくない  → 外反母趾なので靴には気を遣っています
・神経✖️       → 包丁で切ったところ麻痺したまま
・気管支が弱い    → えっ!

 こんな感じでどんどん当てられてびっくり...。

 痛みに弱い私はずっと「痛い!痛い!」と叫んでたら終わりました。

 生理中だったのでかなり浮腫んでいたのも痛みの原因だったのかもしれません。

 彼は6歳から目が見えなくなったそうですが、マッサージや石鹸作り、椅子作りで生計を立て、奥さんも子どももいます。

 コンクリートの家も建てたそうです(※ベナンでは貧しい人は土でできた家に住んでいる人が多い)。

 交通事故で重症になった子どもをマッサージのみで回復させたり、半身麻痺の人が普通の生活ができるまで回復したりという定評があるとのこと。

 自分の短所を武器にするって素晴らしいですね。

 とにかく「体が良くない状態」と言われ、彼が作った無添加の薬を勧められて4000FCFA=1000円で購入しました。

 正直あまり信じていませんでしたが、伝統的な薬を飲む機会は今までになかったので購入してみました。

 こういう方法でお金を稼いでるのか?と思いきや、知り合いの日本人曰く、モノの購入を勧められた日本人は初めてとのこと。

 3日間に渡り、オレンジ2つを絞ったものと一緒に飲みましたが、効果は不明でした。笑

 地方の「知る人ぞ知る」かなり貴重な体験でした。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ