JICA海外協力隊の世界日記

みんなもベナンにおいでよ!

1:JICA海外協力隊を目指した理由

 Bonjour!

 JICA海外協力隊の小学校教育隊員としてベナン共和国に派遣されている田口奈央と申します。

 たくさんの方にベナンやアフリカについて知ってもらいたいと思い、世界日記を始めました。

 どうぞよろしくお願いします

・小学生
 テレビと本で「世界には貧しい人々がいる」と知り、衝撃を受けました。
 それと同時に、伝統的な民族に漠然と惹かれている子どもでした。

・中学生
 3年の時、協力隊としてベナンから帰ってきた方が隣のクラスの担任になりました。先生が話すアフリカの全てに惹かれ、私もベナン行きたい!と思うように。この時からJICAを目指します。

・高校生
 国際系の学部に進みたかったのですが、「この世界で生きていくには専門性がないとダメだよ」と担任に言われました。教育には漠然と興味があり、教育学部に進むことにしました。

・大学生
 カンボジアのスタディーツアーで教育の必要性を痛感しました。地雷埋没地にある学校の現状が想像を絶するもので、頭をハンマーで殴られたような衝撃的な経験でした。その場で泣き崩れた事は今でもよく覚えています。
 この時、いつかカンボジアを含む教育水準の低い国の教育に携わろうと決心しました。

・社会人
 「まずは自国の教育を勉強しよう」と小学校教諭として5年の経験を積みました。

 「ボランティアなんて偽善だ」

 いろんな途上国を訪れてから、時にそう思います。彼らは幸せに暮らしている。これから出会う方々もそうだと思います。

 そして、何もできないかもしれないし、自己満足かもしれない。できても、時間が経ったら元通りになるかもしれない。

 それでも私は教育の力を信じているし、やっぱり何かしたいと思うから、思い続けたから、今ここに来ています。

 「できるかできないか」じゃなくて「やるかやらないか」が勝負の2年間だと思っています。

 貴重なベナン生活、思いっきり楽しみます!

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