2024/03/15 Fri
人 文化 生活
10:中国人?フランス人?
Bonjour!
最近、学校に行く途中で中国人の方と出会いました。
こんなアフリカの田舎にもいる彼ら。
さすが人口が多く、自国以外の途上国でもどんどん活動している国だけあります...。
外国人はかなり珍しいので、何秒か目が合いました。笑
「中国人!」と知らないベナン人から呼ばれるのはしょっちゅうですが、今までに2回ほど「フランス人?」と聞かれたことがあります。
この顔でフランス人?と思わず笑ってしまいそうになりましたが、なぜ彼らはフランス人だと思うのでしょうか?
考察してみました。
※画像は任地にあるヨルバ族の像
考察①
フランス人と中国人が身近な人種だから?
ベナンはフランスの植民地でした。
中国人はベナンの田舎にもいます。
よって彼らの中の人種が「アフリカ人」「中国人」「フランス人」(+その他)という括りな気がします。
校長先生レベルの人でさえ、「日本は中国の中にあるんだろ?」と尋ねてくる場合もあります。
*
考察②
スマホの解像度の悪さ?
ベナンではスマホが普及されていますが、日本のスマホと比べると画質が悪いです。
そもそもインターネット料金は高額なので、使うとしてもWhatsAppでやりとりをする程度。
実際、任地にいるベナン人に「動画はお金がたくさんかかるから見れないよ!」と言われたことがありました。
例え、画面越しで外国人を見たとしても、顔の彫りの深さや目や髪の色ではなく、肌が白いか黒いかで見分けているのではないでしょうか?
要するに、
・白=中国人とフランス人
・黒=アフリカ人
アジア人の「黄色い肌」という概念は彼らと話す限り無さそうです。
彼らの世界にいて、彼らの考え方にびっくりすることが多い毎日です。
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