JICA海外協力隊の世界日記

みんなもベナンにおいでよ!

10:中国人?フランス人?

 Bonjour!

 最近、学校に行く途中で中国人の方と出会いました。

 こんなアフリカの田舎にもいる彼ら。
 さすが人口が多く、自国以外の途上国でもどんどん活動している国だけあります...。

 外国人はかなり珍しいので、何秒か目が合いました。笑

 「中国人!」と知らないベナン人から呼ばれるのはしょっちゅうですが、今までに2回ほど「フランス人?」と聞かれたことがあります。

 この顔でフランス人?と思わず笑ってしまいそうになりましたが、なぜ彼らはフランス人だと思うのでしょうか?

 考察してみました。

 ※画像は任地にあるヨルバ族の像

 考察①
 フランス人と中国人が身近な人種だから?

 ベナンはフランスの植民地でした。

 中国人はベナンの田舎にもいます。

 よって彼らの中の人種が「アフリカ人」「中国人」「フランス人」(+その他)という括りな気がします。

 校長先生レベルの人でさえ、「日本は中国の中にあるんだろ?」と尋ねてくる場合もあります。

 考察②
 スマホの解像度の悪さ?

 ベナンではスマホが普及されていますが、日本のスマホと比べると画質が悪いです。

 そもそもインターネット料金は高額なので、使うとしてもWhatsAppでやりとりをする程度。

 実際、任地にいるベナン人に「動画はお金がたくさんかかるから見れないよ!」と言われたことがありました。

 例え、画面越しで外国人を見たとしても、顔の彫りの深さや目や髪の色ではなく、肌が白いか黒いかで見分けているのではないでしょうか?

 要するに、
・白=中国人とフランス人
・黒=アフリカ人

 アジア人の「黄色い肌」という概念は彼らと話す限り無さそうです。

 彼らの世界にいて、彼らの考え方にびっくりすることが多い毎日です。

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