2019/09/13 Fri
活動
ラオスの「スポーツタレントスクール」ってどんな学校?
サバーイディ!(=こんにちは!)
今回は、以前の活動紹介の記事で書いた「スポーツタレントスクールがいったいどんな学校なのか」について、配属先の高校を詳しく紹介したいと思います。
上の写真は、毎週月曜日にある朝礼の様子です。全校生徒125名と先生たちが集まり、国旗とラオス人民革命党旗の掲揚が行われます。ラオスを訪れると、国旗と共に党の旗が掲げられているのをよく目にします。他の国だとなかなか見ない光景かもしれませんね!
さて、本題に戻り…
私が配属されている学校は、ラオス代表選手を育成するために設立された国内唯一の全寮制スポーツ高校で、各県から選抜された学生が集まります。生徒は、午前中に授業を受け、午後からは各スポーツの時間に割り当てられています。午前中の授業だけではカリキュラムを終えることができないため、日本でいう夏休みにあたる雨季休みは他の学校機関より短く、土曜日に授業があることもあります。
学校には、陸上競技、柔道、テコンドー、空手、ムアイパン(ムエタイのラオス流)、卓球、テニス、セパタクロー、アーチェリー、レスリング、ボクシング、ウエイトリフティング、ペタンクの13競技があります。生徒はいずれかのスポーツに所属し、早朝と放課後の練習に励んでいます。
ラオス人の密な人間関係や助け合いの文化、一緒に生活する時間が長いこともあり、大きな家族のような温かい学校です(^^)
私はここで、陸上競技のコーチとして、日々試行錯誤しながら活動をしています。
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