2019/05/29 Wed
文化 生活
ビサップジュース


セネガルでは、手作りのジュースをよく飲みます。
ラマダン中の今もよく食事の後にそのジュースが出されますが、その中でも最も飲む機会が多いのがビサップジュース。深い赤色で、甘酸っぱくさっぱりした味です。
ビサップジュースは、ビサップというハイビスカスの一種である植物を使って作ります。


市場に行くと、乾燥した状態で売られています。
品種もいくつかあるようで、好みによって使い分けるようです。


このビサップジュース、家庭によって少しずつ味が違います。
私はミントたっぷりが好きです。暑いときに冷えたビサップジュースを飲むと、ミントで喉がスース―します。
作り方は、
ビサップとミントを煮出し、そこに砂糖、人によってはミントの飴や香料(オレンジの花やイチゴなど)を加えます。材料はシンプルで作り方も簡単なので何度か試してみましたが、セネガルのお母さんたちが作る味にはなかなかなりません。
おそらく最大のポイントは、砂糖を思い切って入れることだと思います。砂糖を控えめにすると、酸味や香りが引き立たず、ぼんやりした味になります。躊躇せず、どばっと、あれこれ気にしないで入れる必要があります。
「今1kgの砂糖を入れたということは、コップ1杯には…」
あれこれ気になるので、やはり、セネガルのお母さんが作ったものをおいしくいただくのが一番です。
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