JICA海外協力隊の世界日記

アツい暑いジブチ -理系坊主のブログ-

教育の目的について

みなさん、こんにちは。

上の写真のとおり、

今から2週間前の10月5日に、中間報告会として、

活動内容や今後の指針を発表させていただきました。

自分以外の隊員の方がどんな活動をしているかを知ることができ、

自分の活動へ還元できそうな多くのことを学べました。

また、

人前でプレゼンテーションをする機会は、

中々得られるものではないと思いますし、

「これまで自分が何をしてきたのか」

を考え直す良いキッカケにもなったと感じています。

今回は、中間報告会を一つの折り返し地点として、

振り返りの意味を込めて、

僕が1年と3か月のジブチ生活で

考えたこと・考えていることについて少し書いてみます。

何か題材を一つ挙げるとすると、それは、

教育の目的について

です。

僕がジブチに来てから、ない頭を使って最も考えていることが、

この教育の目的についてのことです。

日本の教育基本法には、

教育の目的について以下のように記されています。

「第1条(教育の目的) 教育は、

人格の完成をめざし平和的な国家及び社会の形成者として、

真理正義を愛し個人の価値をたつとび

勤労責任を重んじ自主的精神に充ちた

心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」

(文部科学省HP:

http://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/about/004/a004_01.htm

より抜粋)

この文言が

「間違いなく真実で正義だ!」

と言い切ることは、今の僕にはできませんが、

今現在、間違ってはいないとは、はっきりと言えます。

しかし、それぞれの言葉に対しての正しさ

わからなくなっていた時期がありました。

正義ってなんだ?個人の価値自主的精神って???」

(↑こんな風に…)

迷いに迷った挙句、結局、

・この言葉の意義に万人共通の答えなどないこと

・この言葉の答えを決めるのは紛れもなく自分自身であること

に心から気づきました。

こんなこと考えなくても分かることかもしれないんですけど、

そのことに心から気づけたことが、

僕がこの1年と3か月で得られた貴重な経験の一つです。

また、もし僕がジブチに来ていなかったら、

こういった悩みも考えも、全く思わなかったことと思います。

そのため、

環境・気候・文化・慣習など、

いろんな違いが自分を成長させてくれていると心底感じています。

そう思うと、

僕自身の教育もまだまだ終わっていないなと感じます。

人格の完成のために、

これからも、

自分で決めた計画・目標を実行し、

現地の方々と共に活動していけたらと思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

では、またです!

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