JICA海外協力隊の世界日記

Nzou! Zim毎月号

2年と4ヶ月半の活動締めくくり

Makadii (こんにちは)
第22投稿目。最終投稿。

本投稿が私の世界日記投稿、最後になります。
帰国して、50日目を先日迎えましたが
もう50日かと思うほどに
ジンバブエに昨日までいたような感覚です。
人生のほとんどを日本で過ごしたからと言って
日本にすぐ馴染めるわけではない、
ということを感じています。

現地の人々にとって
私はどれだけの活動ができたのか
どれだけ日本を知ってもらい、
交友を深められたか、
分かりませんが、
少なくとも私としては
できる限りの活動をして
できる限り現地の文化に溶け込み
時間がある限り日本語や日本文化、日本食について
紹介したりしてきました。

その努力が予想外な形で実り
配属先のICT科では
私を通してICT技術者が必要だと感じてくれ、
ジンバブエ人の技術者が2024年1月に雇用されたそうです。
また、教員が「生徒がりさを探しているよ」、と連絡してくれたり
2年4ヶ月半、奮闘してよかったと思います。

帰国してから、
日本では地震や事故等ありましたが
それに関して配属先の方々から
「大丈夫か?」と連絡してくださったことに
ほんとに泣くほど嬉しかったです。

私の憧れだった協力隊。
協力隊はキラキラしたものだけではない難しさをひしひし感じ、
現地の環境、文化、歴史、JICAとしての立場など
簡単にはできないことがたくさんあったからこそ
協力隊を通して大変貴重な経験ができました。
自分自身、任期を延長しましたが
必ずしも笑って楽しいのではなく、
泣いて、苦しみ、それでも突き進んで、
ということを繰り返してきました。
だからこそ得られたものもたくさんあると感じています。

私のJICA協力隊としての活動については
表敬訪問や活動報告含め、締めくくりにかかっておりますが
今後もJICAと関わりながら
活動したことを還元していきたいと思うばかりです。
私の世界日記を見ていただいた方々、
活動を応援してくださった方々、
ご愛読、応援いただきありがとうございました。

Maitabasa(ありがとう)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ