2018/05/08 Tue
活動
日本では出会いの4月。私にとっては別れの4月
アンテレー(こんにちは)。
日本では寒かった冬からポカポカとした春に季節が移り変わり、桜が舞い散る中、新たな生活が始まり、新たな人・ものと出会う季節、4月。
こちらガーナのワでは、ハマターンと呼ばれる砂埃が吹き荒れる季節から、厳しい日差しに照らされる1年で一番暑いと言われる季節がやってきました。
そんな4月上旬、1月から始まった2学期が終わりを迎えました。
青少年活動・巡回型として、今学期は一つの中学校に焦点を置いて、パソコンが無い、電気が無い中でいかにICT(パソコンの使い方等を学ぶ)の授業を効果的に行うのかを考えながら授業を行ってきました。
日本では新たな出会いに心躍らせる4月も、巡回型として学期ごと重点を置く学校をかえながら活動をしている私にとっては別れの季節となりました。
今学期終わりの職員会議で最後であることを先生たちに伝えると改めてお礼の言葉をいただいたり、校長先生からもその場で私の活動について言及していただいたり、最終日の帰りの全校集会において子どもたちへお礼の挨拶を伝えると、驚きながら残念そうな顔をした子どもたちがいたりと、たった3ヶ月弱とはいえ、子どもたちも先生たちも、一人の日本人を受け入れてくれたんだということを肌身をもって感じ、嬉しく思いました。
特に今の学校はガーナで初めて訪れ、そして初めてICTの授業を行った学校。さらには特別に2時間、日本の文化を紹介する時間を設けていただいたりと思い入れがあり、当日どこか寂しいなと感じている自分がいました。(1枚目の写真は日本文化を紹介した際の写真です)
別れがあるということは新しい出会いが待っているということ。5月から始まる3学期。どんな子どもたちと出会えるのか。そしてその先の帰国の日までに色んな子どもたちと出会い、授業だけではなく、休み時間の他愛もない会話などから子どもと関わり、町中でどれだけ名前を呼ばれたり、覚えた日本語の挨拶がどんでくるのか楽しみなところです。
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