チョコっとガーナ日記(遠山隊員は帰国しました)

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遠山 宏樹
長野県

タイプ/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
ガーナ アッパーウエスト州ワ市
一言メッセージ
中学校でICTを教えています。首都からおよそ14時間離れた町での活動や文化、暮らしの様子をチョコっとお伝えしていきます!

 

思いを形に。〜自文化発信、異文化学習。絵の制作に向けて〜

2019.03.28

活動

アンテレー!こんにちは!

前回の投稿からだいぶ間が空いてしまいましたが、今回もアートマイルプログラムに関してお送りします。

プログラムが始まった9月から11月、まずはお互いのことを知るための自己紹介カードの作成やSkypeを通して初めての会話をし、その後テーマとして定めた「文化」に関してお互い発信したり、学んだりする取り組みを行ってきました。

ガーナの子どもたちは6つのグループに分かれ、グループごとテーマを定め、発表に向けて準備を進めていきました(音楽とダンス、教育、宗教、タブー、食事、言語の6テーマを用意)。グループメンバーと話し合いを行い、どのように発表すればパートナー(日本側の生徒)にとっても分かりやすいものになるのかを考え、限られた時間を使って準備を進めていきました。ガーナの子どもたちにとって、普段の授業ではあまりない「他者と共同で何かを作り上げ、それを伝える」という時間。担当する箇所を決め、練習を行い、無事動画に撮影し、日本側に送信することができました。

(上記1枚目と2枚目はガーナの文化のプレゼンテーションの様子です)

日本文化に関しては、日本の生徒の皆さんが作成したスライドをもとに、少し補足説明をしながら日本文化の紹介をしました。初めて知る、聞く、見る日本文化に子どもたちは興味津々の様子を示していました。そのスライドの中でいくつかあった日本のパートナーたちの集合写真を見て子どもたちが「制服が違う、学校の設備が違う」といった意見をもつことは想像していました。しかし、それに加えて「多くの生徒が二本の指を立てているね」(よく、写真を撮る際にピースサインをしますよね。そのことです。)という私にとってはあたりまえな光景で、この新しい着眼点による発言から、日本らしいものであるのだと考えさせられました。

(上記3枚目の写真は、Skype交流にて、日本の生徒の皆さんの日本文化紹介のプレゼンテーションを聞く生徒の様子です。)

このように一連の文化の学び合いの時間を通して、目の前のガーナの生徒たちの反応から、私自身自文化と、1年以上任地で暮らし、分かっているつもりであったガーナの文化を見つめ直しつつ、新たな発見も生まれた貴重な時間でした。

さて、そんな両国の文化の学び合いを終え、次に本取り組みの目玉でもある壁画制作に向けて構図を考える段階に入っていきました。

文化の学び合いを通して学んだことをまずは文字にし、そこから構図を考えていこうとするも、なかなか私の発問も悪く苦戦が続きました。そこで質問を変え、互いの文化の違いや共通点を見つけようという問いかけをし、そこから絵のテーマとして据えるメッセージを紡ぎ出していきました。

両国の子どもたちから出たこと、それは「目に見える、見えない違いもある。けれどそれを理解しながら手と手を取って繋がっていこう」というメッセージが生まれました。

さあ、この違い、そして両国の繋がりをどのように絵として表現していったのでしょうか。絵の制作の様子は次回の投稿でまとめたいと思います。お楽しみに!