JICA海外協力隊の世界日記

堤健二のドミニカ共和国滞在日記

国内輸出業者の集い

ドミニカ共和国の国内輸出業者の集いが、12月6日(木)にドミニカ共和国輸出投資センター内で大々的に催されました。今回はこれについて報告いたします。

ドミニカ共和国の主な輸出品は、鉱物資源、衣料品、医療器具や農産物の輸出です。今回の集いは、農産物に特化された催しになっています。出展された商品は、アボカド、バナナ、パイナップル、カカオ、コーヒーや生姜などです。それらを原材料とした加工品も多く展示されていました。製品の完成度は高いものでしたが、消費者に訴える商品説明が不足しているように感じました。ただ単に、有機栽培で育てたとか、高い品質を持っているとか、具体的な説明がなく、他社商品との違いとか、商品の特色などの説明がいま一つと感じました。この商品を使うことによるメリットを具体的に説明する必要があると思います。

パネル・ディスカッションでは、各企業の成功事例の紹介がありました。その中で、カカオを輸出している企業の話の中で、研究所の重要性を語っていました。カカオの特性を引き出すために、熟成期間による成分変化の研究により様々な特性を持ったカカオを作り出すことが出来、そのことで、得意先の要請に応えられる品質に改良することで販路が拡大出来たとのことです。その研究では、日本の技術者の協力があったことも話していました。この事例から推測されるように、農産品の品質改良など研究機関による支援も欠かせないのではと思いました。

ドミニカ共和国では、農産物の輸出振興に力を入れています。輸出拡大による経済発展と共に農業物生産強化を図っています。カリブ海に浮かぶ島の気候を生かした農産物生産をし、その特性をアピールする方法を開拓することが強く望まれます。

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