JICA海外協力隊の世界日記

堤健二のドミニカ共和国滞在日記

ドミニカ共和国産のアボカド

ドミニカ共和国は熱帯地域なので、多種多様なフルーツが採れます。代表的なものがアボカド(スペイン語ではアグアカテと言います。因みにスペイン語のアボガドは弁護士を意味します)です。横浜税関の資料によると、アボカドは、メキシコからペルーにかけて数千年前から栽培されていたといわれ、16世紀にスペイン人によってアメリカやヨーロッパに伝えられました。平成27年の日本のアボカドの輸入実績は、数量が57,588トンで、金額が185億76百万円となっています。

日本に輸入されているアボカドの93%はメキシコ産です。種類はハス種で小ぶりで熟すと皮が黒くなるという特徴があります。従って、食べごろが皮の色で判別出来ます。しかし、ドミニカ共和国のアボカドは、ラ・セミル34という種が多く栽培されています。この種は大柄で、緑色をしていて熟しても皮の色が変わりませんので、熟しているかどうかは、触って確かめます。私には熟しているのか分からないので、売り子に今日食べたいとか、明日食べたいと言うと、ちょうど良いアボカドを選んでくれます。因みに値段は1個30ペソ~50ペソ(約70円~120円位)です。アボカドの種類も多く10種類以上あり、種類によって収穫時期が違っていて、通年と通してアボカドが楽しめます。スーパーでも買えますが、露店や売り子が売りに来る物を買う方が、食べごろを教えてもらえるため便利です。売り子は大きな声で「アグアカテ!」と叫びながら売り歩いています。

ドミニカ共和国で収穫されるアボカドの量は、メキシコについで世界2番目です。しかし、一番収穫量が多いメキシコの152万トンに対し、2番目のドミニカ共和国は43万トンです。日本ではアボカドの消費量は年々増加していて、バナナ、パイナップルなどに次ぐ消費量となっています。アボカドは「森のバター」といわれ、その脂肪の多くはオレイン酸などの不飽和脂肪酸であるため、血中の悪玉コレステロールを減らす役割を果たします。昨今の健康ブームの流れに乗って、サラダや外食産業での利用が増えています。地元で食べられている、アボガドのサラダのグアカモーレは日本語の「ワカモーリ」聞こえて、親しみがわきます。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ