2019/06/12 Wed
7.活動紹介
Bom dia!
こんにちは。日本は梅雨入りの時期ですね。
モザンビークは南半球に位置しているので、最近はとても肌寒くなってきました。
今回は私の活動について簡単に紹介させていただきます。
私は「モザンビークにおける柔道の普及・発展」を目的として、モザンビークの首都マプトにて活動しています。主に週6日、孤児院での指導とクラブチームでの指導を担っています。
-孤児院
活動は月・水・金の週3日。
いつもは14時頃に到着して孤児院の敷地内にある体育館の掃除、畳の準備、掃除などを行い、児童生徒が孤児院での仕事やお祈り(キリスト教カトリック系の孤児院)が終了したのちに、柔道の指導をしています。最近は以下の通りです。
16:30~18:00 5歳から10歳クラス
18:00~19:30 10歳以上のクラス
現在、高校生たちが学校の授業の関係で参加できない練習時間帯であるため、練習時間の変更を視野に配属先や孤児院の責任者と相談中ですが、基本的にはこの時間帯で練習を行っています。私の活動先である孤児院には女子のみが在籍しています。いつも私が孤児院に到着するなり、抱き着いてきてくれて、生徒でありながらも、私にとって友達のような、家族のような存在です。初心者がほとんどなので、技術的な指導以上に、礼法の指導や受身、基本動作の指導を主に行っています。指導は基本的に1人で行っています。
-EDM
EDMとは、Electricidade de Moçambiqueという建物の中にあるクラブチームです。名前も建物の名前の頭文字をとったもの。このクラブチームは現在ジュニア、カデを含むモザンビーク代表選手の半数近くが在籍しているチームです。
こちらでの活動は火・木・土の週3日。基本的には、17:30頃に到着し、ストレッチや準備運動を行い、気持ちの準備をしてから、練習に臨んでいます。練習時間自体は、18:30~21:00。
私はこのクラブチームで先頭に立った「指導」というよりも、一緒に練習に参加しながら、気になった部分をアドバイスしたり、技術を伝えたり、同じ仲間として世界で活躍していくことを目的に活動しています。孤児院とは異なり、生徒は柔道経験歴の長い者が多いことに加え、指導者として、国際試合の経験がある同僚もいるので、練習内容も日本の部活動のように、立技、固技はもちろん、反復練習、研究練習、実践練習等、密度も濃いです。熱心な生徒も多く、技術について質問攻めにされたり、練習中、何度も私に練習相手を申し込んできたり。活動をしながら、私も見習わなければならないと感じる部分が多くあります。
-活動
配属先に派遣されてから6か月たった今も毎日、模索しながら、悩みながら活動に励んでいます。それでもできなかったことができるようになったときの生徒の晴れ渡った表情や、試合に勝った時の誇らしい顔はそれまで私が抱いていた葛藤やモヤモヤを一気に振り払ってくれます。
なにより、常に「ポルトガル語」が私の前に立ちはだかります!本当に愛おしい生徒たちについて、いつも助けてくれる同僚について、「もっと知りたい」という一心で活動と並行しながら語学勉強にも励みます!
それでは!Tchau Tchau!
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