JICA海外協力隊の世界日記

交剣知愛 en ドミニカ共和国

電力事情

ドミニカ共和国の電力供給は90%が火力発電、9%が水力発電そして残りが風力発電などで、原子力発電は無い。年中真夏なので建物の中ではエアコンが効いているのは理解できるが、温度設定が低すぎて、日本人にとっては寒くて上着を着ないと過ごせないくらいである。電力供給が十分では無いのに何でこんなに冷やす必要があるの?と思う事がしばしばある。実際に消費電力が多い事と、盗電の問題で電力供給がままならず、すぐに停電する。町中では信号機も止まるし、田舎では一旦停電すると2,3日続くとも言われている。

私が住んでいるのは町中のアパートであるが、各アパートには自家発電機が設置されており、停電の時には稼働するので、停電しても冷蔵庫の中身は大丈夫である。しかし、ここで問題になるのが、自家発電機を動かすのに重油を燃やすので騒音と排気ガスが凄い事である。さらにその辺のアパート全部で自家発電するので、音は共鳴して臭いも凄い。さらなる大気汚染である。一日で床が黒くなるのも理解出来る。

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