JICA海外協力隊の世界日記

Adventures in Malawi  (山本隊員は帰国しました。)

中間報告会~マラウイでの1年~

先日、平成26年度2次隊マラウイ派遣者は、中間報告会を行いました。

マラウイ隊2次隊はシニアボランティアも含めて計22名とマラウイ隊員の中でも一大勢力なわけですが、職種も青少年活動・コミュニティ開発・農業土木・野菜栽培・薬剤師・栄養士・土木・放送技術・コンピュータ技術・林業/森林保全と多岐にわたっています。

みんながそれぞれの持ち味を活かしたやり方で一生懸命に活動をしている様子が伝わってきて、とても刺激を受けました。

中間報告、、、つまりそれは、任期2年の半分が既に経過したことを意味します。

これまでの1年を振り返ると、前半はとても一瞬で、後半は少し長かったように感じます。楽しいことばかりではなかったということでしょうか。一般的に、2年目は時間の流れがはやく感じられるそうです。活動が軌道に乗るからか、慣れてきて前年に比べるとストレスを感じずに過ごせるからか、いずれにしても前年と比べて+(プラス)の感情を持って過ごせることを願うのみです。

さて、私自身、この1年間何をしてきたかと言いますと、活動は大きく分けて以下の5つのようなことをしてきました。(本当はもっとこの日記で随時紹介する予定でしたが、私の怠慢癖が本領発揮してました、、)

1. イベント時の業務補佐―配属先の森林局が行う植林イベントのお手伝いや、同じく森林局配属であるJICA専門家の業務補佐等

2. Community Survey―リロングウェ市郊外にあるザラニヤマ森林保護区の周辺農村地帯での、基礎情報(農村数や家屋数、生活環境、公共施設の数等)及び同保護区内での違法森林伐採に関する情報、そして各村の位置情報等の収集を目的とした調査

3. Briqquettesの普及―ザラニヤマ森林保護区での違法木炭生産の防止およびリロングウェ市内での木炭価格高騰への対策として、生ごみを燃料にしたエコフレンドリーな炭の普及活動

4.森林調査機材管理・配布―2010年から2012年に外務省が行った環境プログラム無償の一環で森林局に供与された森林調査機材の管理および指定機関への配布

5.森林資源調査策定―今後のザラニヤマ森林保護区保全政策を策定するために現状の森林資源量の把握を目的とした調査

ざっと、まとめてみましたが、、、これだけではあまりにもざっくりしすぎているので、おいおい詳しく説明させて頂きたいと思います。

この1年間は非常にバタバタと過ごしてきたのですが、正直なところ色々なことに手を出し過ぎて完全に自身のキャパシティをオーバーしていました。

残りの1年は、身の程を弁えつつ、活動内容を絞って任期を全うしたいです。

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