JICA海外協力隊の世界日記

ペルーで考え中

ペルー・パラグアイ会議

こんにちは!
早いもので、気づけば年が明けてもう1ヶ月ですね。

ペルーは夏真っ盛りといった感じで、家族から送られてくる写真やニュースで雪の映像を見ると、
日本とは真逆の季節の位置にいるんだなあと実感します


さて先日、
パラグアイで“ミドリ”というパロサントの工房を経営されている立川さんとzoom会議をしました!


ミドリさんで作っているプロダクトはパロサント」という香木を使ったもので、全て工場から出る端材を活用しています
アロマやお香、動物の置物、石けんなどなど、素敵な商品が様々あります

その中でも、パロサントのお箸やニャンドゥティというパラグアイの工芸品をあしらった扇子のアイデアが
私の今の活動のヒントになるのではないかと思い、相談にのって頂いたのです



そもそも、なぜパラグアイの工房の方と繋がれたのか、そしてこのzoom会議が実現したかというと
同じく協力隊としてパラグアイで活動中の双子の妹が、活動で立川さんにお世話になっているのです!


妹はコミュニティ開発という職種で、パラグアイのパラグアリ県で
CAH (Crédito Agrícola de Habitación) という国の融資銀行で活動しています
(主に小規模農家や畜産農家などの低所得者層へ融資しているそう)


そして今、顧客商品の付加価値向上取り組みとして、
パロサント染めの商品化をミドリさんとコラボしてやっているんだとか!
(とても面白そう!!欲しい!)


妹曰く、「ミドリさんでパロサント製品を作るときに出る廃材を活用してパロサント染めをして、
その商品をミドリさんに買い取ってもらって販売する」というビジネスモデルとのこと。



国も場所も違えど、奇しくも双子で工芸品に携わっているということで
せっかくだから妹も交えてディスカッションしようという話になり、
夢のペルー・パラグアイ会議が実現したのでした!(写真一枚目)

彼女は今年の8月に任期終了で日本へ帰国するので、活動もいよいよ大詰めということもありますが、
手探りの中でもきちんと具体的に形にしていて、しかもコラボして商品化にまで持っていくなんて
身内ながら「なかなかやるな!すごいなあ〜」と思いました。笑


私の活動は国家的な取り組みが多いので、妹のように職人と一対一で工芸品を作る・改善していくというのは中々難しく、
彼女の話を聞いて「羨ましいなあ」と正直思いました。笑
(隣の活動は青く見える…)


でも、逆に言えばスケールの大きな取り組みに携わることができるチャンスだし、
自分も地道に職人さんと繋がっていくことはできるし、
正式な活動としてではなくても別の方法があるかもしれないし、、、

今の環境でできることを地道に増やしていくしかない!ですね


普段はあまり細かくお互いの活動の話をしたりしないので、尚更新鮮で、とても刺激になりました
(勝ち負けではないんだけど)
(負けてられないぞと、メラメラしています)


とても面白かったので、また定期的にやれたらなあなんて思っています。


お忙しい中、貴重な機会をくださった立川さんに感謝です
この場をお借りしてお礼申し上げます!ありがとうございました!



ではまた!
chao!

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