JICA海外協力隊の世界日記

Luna in Uganda

農業祭

こんにちは!

先日、コメ分科会のメンバーとJinjaという場所で開催された農業祭(National agricultural show 2024)に行ってきました。

今年30周年を迎える農業祭で、1週間(7月26日〜8月4日)もの期間、開催される大きなイベントです。

農業機械・種子・農薬会社をはじめ野菜や養殖、畜産まで農業に関わるNGOなどのローカルな団体から会社まで、たくさんのブースが出展をしていました。

イベントが開催されてから3、4日目に出展を始めるブースもあり、来場者も日が経つにつれて徐々に増えていくそうで、今回私たちは2日目に行ったので比較的来場者が少なかったのですが、その分ゆっくりいろいろな話が聞けたと思います。

入場してすぐ展示されていたのは有名な大型機械の会社のブース。街中でもたまに見かけますが、日本のように大型機械を当たり前に見ることができるようになるのはまだまだまだ先のように思えます。私もいつかこの緑と鹿のロゴが目を惹くJohn Deer に乗って作業をしてみたいです!

そんな大きな会社だけでなく、

このようなレタスの展示をしている種子会社のブースもありました。

首都のカンパラにはレタスやミニトマトなど、一般の家庭では食べられていないような野菜の需要があるため、首都近郊の農家さん向けに作物の展示や種子の販売を行なっていました。

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この写真は「African women rising」という女性支援のNGOで、お米の研ぎ汁やミルクなど、安価で簡単に手に入る物で作物の防除や土壌改良剤の作り方を広めようとしている団体で、一緒に行った隊員もこれらの薬剤の作り方がまとめられているレシピ本を購入していました。

このような現地の人が活動をしている団体と、自分の活動をつなげる活動も良いのではないかと思いました。

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そして黄色いとうもろこしに出会いました!

ウガンダは白いトウモロコシが主に育てられているので黄色いものはあまり見かけません。珍しいので買って食べてみました。スイートコーンではないので味は普段のものと同じでしたが、色のおかげかいつもよりも少し美味しく感じました。

この黄色いトウモロコシは白いものよりも栄養が多く含まれているそうで、トウモロコシ以外にもさつまいもなど、栄養に重点をおいた品種の展示をしているブースもありました。

最後は配属先であるNaCRRIのブースです!

配属先では米・トウモロコシ・豆についての展示を行なっており、展示圃場の案内などもしてくれました。

今回の農業祭では普段の活動で関わりがない人の活動を知れたり、得ることのできないような情報に出会える良い機会でした。

2月にもカンパラで農業祭があるそうなので楽しみです!

読んでくださりありがとうございました!

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