JICA海外協力隊の世界日記

笑顔あふれる、ロンボク島。

日本語学科の日本文化祭

インドネシアは親日国で、日本語学習者は世界でも有数の多さです。
ジャワ島で活動されている先輩隊員は、日本語教育という職種で、現場の先生方と共に外国語大学の日本語学科にて日本語を教えています。
先日、ロンボク島を離れて、先輩隊員の大学で開催された、日本文化祭に参加させていただきました。
海外で触れる日本文化、というと、日本人からみるとちょっとおかしい日本料理や、アニメやマンガといったサブカルチャー…というイメージが強かったのですが、
かわいらしい浴衣を着た大学生や、私より上手!な習字、今では日本ですら見かけなくなった杵でついた餅など、大学生が準備した文化祭は本当に本格的でした。
そして、海外の人々が日本文化に興味を持ち、楽しんでくれることは、嬉しいことだなあ、としみじみ感じました。
また、看護師隊員の活動の一環としてブースを設営し、来場者の身長・体重・血圧を測定し、簡単な健康チェックを実施させていただきました。
来場された皆さんが健康に興味を持ち、長い列をなして健康チェックを待ち、わくわくしながら測定結果を聞く姿は、看護師としてとても嬉しかったです。

今回目にすることができて一番良かったと感じたのは、先輩隊員の姿です。
インドネシアは国土が大きく、他地域の隊員と顔を合わせる機会は滅多にありません。職種が違えばなおさらです。
今回先輩隊員の配属先に赴かせていただき、地域の踊りを覚えて来場者の前で披露される姿はもちろん、同僚の先生方と穏やかに話をされる姿、休憩時間や放課後も学生さんと親しくされている先輩隊員の姿に、日々配属先で培っている人間関係の良好さを感じました。
また、先輩隊員はもちろん、先生方をはじめ多くの方が訪問を歓迎してくださったこと、滞在中不便することのないよういろいろと取り計らってくださったことも、本当にありがたく感じました。
今回の先輩の姿から学び、私も地道に人間関係を築き、ロンボク島でまた活動していこうと思います。

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