JICA海外協力隊の世界日記

笑顔あふれる、ロンボク島。

ロンボク島で感じるバリ文化。

インドネシア人は約90%がイスラム教徒であり、私の任地では、ほぼ100%が敬虔なイスラム教徒です。

では、イスラム教徒でない人は何教を信仰しているかと言うと…、ヒンドゥー教です。

ロンボク島はバリ島の東隣に位置し、バリ島の文化の影響も受けています。

バリ島は、大半の住民がヒンドゥー教徒。バリ島でみられる建物や寺院はヒンドゥー教の影響によるものです。

ロンボク島内でも、特にバリ島に近い西側にはヒンドゥー教寺院やヒンドゥー教徒が多く住む地域もあり、私の任地でもヒンドゥー教徒のお宅を目にすることがあります。

ロンボク島に住むヒンドゥー教徒の中には、バリ舞踊を教えている人もいます。

写真の先生は、自宅で子供向けのバリ舞踊レッスンを行ったり、県内の専門学校でバリ舞踊の指導を行っているそうです。

私の任地にいるヒンドゥー教徒はごくごくわずかなのに、バリ舞踊教室なんてニーズがあるの…?と思っていたけど、生徒のほとんどは任地に住むイスラム教徒の皆さん。

人によってはジルバブ(ヒジャブ)と呼ばれるイスラム教徒独特の布をかぶり、身体を優雅に動かし踊る姿はなんともシュール…いやいや美しい。

バリ舞踊は身体をくねらせる動きが多く、実際にやってみるとなかなか体力がいります。身体が固い私は少し踊っただけで汗びっしょりになり、翌日には筋肉痛になる辛さ…。

とはいえ、こうやってインドネシアの文化を感じることができるのは、とても嬉しいことだと感じています。

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