JICA海外協力隊の世界日記

サッカー大国で野球? in Brazil

MLB エリートキャンプ

こんにちわ。日本の皆さん、2月になり冬の寒さが厳しくなってきたころと思います。風邪などインフルエンザが流行りだす頃ですね。そんな中ブラジルは真夏です。

さて先月の25日~2月3日にサンパウロ州イビウナ市で行われたMLB(メジャーリーグベースボール)主催のエリートキャンプに参加してきました。このエリートキャンプとは中南米野球を普及強化するために行われおり、今回は14歳~18歳までのブラジル人選手、アルゼンチン人選手、バハマ人選手など中南米からあつまった選手によって行われ、MLBで活躍したコーチ陣の指導のもと10日間という期間で行われました。

はじめて参加した中で一番印象に残ったことは、

① MLBのコーチ陣は何よりも「基本」を大事にしていること。バッティングでいうとインサイドアウトで逆方向に飛ばすことを意識すること、軸をなるべくぶれないようにすること、キャッチャーの技術であれば(自分がキャッチャ-なので主にキャッチャーの練習に参加)盗塁のステップはまっすぐに、捕球時グローブは縦でとることなど基本的なことを選手にわかりやすく具体的に説明していた。

②ネガティブなことは言わない。午前中練習の中にケースノックや午後に紅白戦など行われていたのですが、「今日一番いいプレーをしたのは○○だ」「ΔΔのプレーはよかったので今後も続けよう」「すべてのプレーをアグレッシブに」など失敗をしたことをあーだこーだいうわけでなく良い点やプレーに対する姿勢、意識にたいしてのアドバイスなどポジティブなことを中心にはなしていた。

このエリートキャンプを終えて、私はまだまだ勉強不足を感じたとともに、学んだことを自分なりに取捨選択、実践した体験、解釈すること、私自身野球を指導するに心構えを考えなおすことの重要性を感じました。今後の目標としては選手たちには感謝の気持ちを指導することはもちろんの事、「プレーに対する積極的な気持ち」「野球を楽しむ心(目標達成で得られる充実感や勝つことで得られる喜び)」を与えられるように日々頑張っていきたいと思います。。

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