JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

29.ジブチの若者文化

こんにちは。遠藤浩之です。

今回はジブチの若者の間で流行っているものについて紹介します。

いろいろあると思いますが,その一つが「ポップダンス」です。

私の活動先であるCDC(地域開発センター)では様々なイベントが行われています。

そのイベントごとに,若者たちが自分たちのダンスを披露しています。

テレビやインターネットの影響なのでしょう。

ダンスを見様見真似で覚え,CDCで自主的に練習しているグループもあります。

また,それを見て小さい子どもも見様見真似で踊り始めます。

ジブチは残念ながら娯楽が少ないです。

日本のようにゲームセンターやカラオケがある訳でもなく,映画館ももちろんありません。

しかしケータイ電話が普及しているので,動画サイトをみんなよく見ています。

インターネット環境も決して悪くありません。

そのおかげで私もこのブログを更新できています。

CDCでは年越しイベントや新年のお祝いイベントだけでなく,エイズや糖尿病などの各種防止啓発イベントなども行われています。

イベントの目的とはかけ離れていると私は感じているのですが,啓発イベント時にもポップダンスが披露されます。

歌も披露されることもありますが,だいたいはいわゆる「口パク」です。

音源からしっかり歌手の声が響いています。

それに合わせてあたかも自分が歌っているかのように歌います。

とにかく楽しければいいのでしょう。

ポップダンスのグループによっては非常にレベルの高いグループもあります。

アクロバティックな動きを入れたり,メンバー全員の動きがきっちりそろっていたりして中々見ごたえがあります。

ときどきお面をかぶって踊る中高生もいます。流行りなのでしょう。

インターネットが時代を一気に前進させていると感じます。

もちろん民族ダンスを見る機会も多いので,それについてはまたの機会に紹介します。

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