JICA海外協力隊の世界日記

黒海中継 by チーム・ギレスン

家庭料理の代表格です。

チーム・ギレスンのSV 児玉です。

私たちの活動の一つに「チャモルック市の乾燥インゲン豆、地産表示認証申請支援」があります。チャモルック産の乾燥インゲン豆は味に深みがあってとても美味しく、そして茹で時間が短いと言われており、ものすごく有名と言う程では無いですが地元では知られています。

そんなチャモルックの乾燥インゲン豆の品質向上、生産と販売の増加を目指し、そこに「地産表示認証取得」という目標も掲げています。

そんな「乾燥インゲン豆」ですが、トルコ語では「クルファスリエ」と言って家庭料理の代表格なんです。

食糧農業畜産局の職員食堂でもクルファスリエが最低でも月2回、日替わりメニューで登場します。

「クルファスリエ」は水で戻した後に茹で上げた乾燥インゲン豆を牛肉、玉ねぎ、サルチャ (トマトペースト)で煮込んだお料理です。

この日はお米のピラフ、野菜ピクルスの油炒め、ヨーグルトとセットでした。

ここでひとつ、クルファスリエのトリビアを紹介します。

クルファスリエと一緒にナマ玉ねぎのザク切りが薬味の役割で出されます。作法としては、スプーンとナマ玉ねぎをそれぞれの手で持ち、クルファスリエとナマ玉ねぎを順番に口に運ぶのです。

最初は半信半疑でしたが、確かにこれはとても合う。そして一層美味しい!

作法を知らなかった私は、クルファスリエのお皿に手でむしったナマ玉ねぎを投入して食べていましたが、食卓向いに座った職員さんに失笑されました。

チーム・ギレスン 児玉実香

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