JICA海外協力隊の世界日記

黒海中継 by チーム・ギレスン

子供たちと楽しんでいます!

チーム・ギレスン SV里見です。

トルコの学校制度は、小学校、中学校、高校がいずれも4年間の合計12年間。そして大学が4年間です。新学期は9月中旬から始まり6月中旬に終了します。年間一学期制ですがギレスンでは最も寒い1月下旬に2週間ほどの休みがあります。私達が所属している食糧農業畜産局では、小学生に対する農業セミナーを行っており、6月上旬に生徒達を招きました。セミナーに参加した小学生と交流したことが縁となり、その後チームギレスン4人全員で市内の小学校を訪問しました。

到着すると4年生の子供達から日本語で「かんげい!」と大きな声で迎えられました。学校では4年生の子供達に折り紙を説明し(写真:最上段)、一緒に新聞紙を使ってカブトを折りました(写真上)。その後ゴミを減らすための取り組みについて、実演を含めたミニ授業を行いました。ところで、トルコには日本と同じルールの遊びがたくさんあります。

代表格は「サクランバチ」。これは、トルコ語の辞書にも載っています。ルールは日本の缶蹴りと同じです。ただし、缶を蹴ったり踏んだりする代わりに、壁や木や石などに手で触ります。その時に鬼は見つけた人の名前に「シュベ=見つけた」をつけて呼んで捕まえます。見つかった人が鬼よりも早く触れば捕まりません。「1-2-3ドゥル」も人気があります。日本の「ダルマさんが転んだ」と同じです。かけ声は「ビル・イキ・ユチ・ドゥル」。ドゥルは止まれという意味です。(写真上)「カルタル」=鬼ごっこ、「セキセキ」=石けり、「タシュ・マカス・カルタ」=じゃんけん。この遊びの名前は、石、はさみ、紙という意味です。ただし、歌と動作とじゃんけんを組み合わせた遊びは見られなかったため、日本の「オチャラカ ホイ」を教えてみました。これが大ヒット! 最近は、毎日近所の子供達と一緒にやっています。 

         

チーム・ギレスン 里見洋司

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ