JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア 新発見!

コロンビアの税率

今回はコロンビアの税率についてのご紹介です。

私は自炊をしているので近くのスーパーに買い物に行きます。写真はある日のレシートです。今回の新発見は、コロンビアの税金(付加価値税)にはいくつかの設定がある、ということです。この日は4品購入しました。

1. 一番上の”ARZ CASTELLA 6.490 E”は米1kgの袋です。ちなみにコロンビアペソに0.04を掛けるとだいたい日本円へ換算できますので、6.490ペソは約260円になります。米はコロンビアの主食でみなさんよく食べますが、日本のものとは違って細長いインディカ米です。以前SUSHI、と書かれたカリフォルニア産のコシヒカリを買ったことがありましたが、やはり日本のものと違い粘りがないと感じました。2600mと標高が高いので炊き具合が違うのかもしれません。この横にあるEは後ほど解説します。

2. 次の”VINO TAM TIN 15.500 H”は赤ワイン、特売で約600円でした。ここにはHと書かれていますね。

3. 3つ目と4つ目の”MANI JAPO TO 600 G””MANI LAESPEC 3.890 G” MANIというのはピーナッツでビールのおつまみとして買いました。約190円です。これはGとなっています。

ここまでで少々ソガモソの物価をご紹介しましたが、ここからが新発見の税金の話です。

レシートの下の方に、E=0%G=19%H=5%と書かれていますが、これらが税率を表しています。

1. 米やパンは0%で税金がかかりません。また、卵や野菜、果物も0%です。毎日欠かさず食べるものがこれにあたります。

2. ワインは5%の税率になっています。コーヒーやチョコレートなどの加工食品などがこの税率になるようです。

3. そしてピーナッツは19%の税率です。ピーナッツの税率が特別高いわけではなく、12のような特例以外は全て19%と決まっています。日本の消費税率が8%と決まっているようなものだと思います。

ここで一つクイズです。ビールの税率は何%でしょうか?ワインと同じアルコール類だから5%のように思えますが、何と答えは0%です。いろいろ調べましたがこの違いの理由は今のところ謎です。ちなみにビールの値段は一缶約70円で日本の1/3位です。税率も値段もビール好きの私には嬉しい発見でした。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ