あきおイズム in Guatemala

RSS

飯田 晃生
(大阪府)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
栄養士
派遣国
中南米
グアテマラ トトニカパン県サンアンドレスシェクル市
一言メッセージ
日本の小学校で栄養教諭として勤務した後、青年海外協力隊に。グアテマラでは教育事務所に配属され、主に子どもたちの栄養状態の改善に取り組んでいます。

 

どんな活動してるの?② ~保護者への食育~

2018.03.27

文化 活動 生活

こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか?

先日首都で中間報告会を行い、残りの任期約9カ月もあっという間に過ぎるのだろうなと思いながら日々活動しています。

(上の写真は中間報告会の様子です。トドスサントスという地域の民族衣装を着て発表しました。)

さて、今回は前回に引き続き日々の活動についてお話したいと思います。

前回も書きましたが、

① 小学校で提供されているレファクション(おやつ)の改善

② こどもを含めた地域住民の食に関する知識の向上

の2つを活動の目標としています。

今回は「②食に関する知識の向上」について少し詳しく触れていきます。

こちらは日本でも基礎的な食品の分類として使われる3色食品群をテーマに保護者に対して講話を行っている様子です。

3色食品群とは食品を体内の働きによって3つのグループに分類するものです。

日本では小学校の授業でも取り入れられているので一度は見たことがあるかと思います。

簡単に分類を説明すると

赤色…血や筋肉になるもの(肉類、卵、牛乳、大豆など)

黄色…エネルギーになるもの(米、小麦、トウモロコシ、油など)

緑色…体の調子を整えるもの(野菜、果物など)

となっています。(言葉やニュアンスの違いはご容赦ください。)

当初は子どもたちに向けて用意した講話内容でしたが、現在は保護者を対象に3色分けについての講話を行っています。

その理由はこちらの写真をご覧ください。

3色分けの説明を行ったうえで実際に参加者に分類してもらうと上の写真のような結果に…

あれ?卵と牛乳は黄色??

魚と砂糖が緑のグループに・・・

関係ないけど 魚に至っては上下さかさまやし…

私のスペイン語や説明に問題があったとしても、かなりショックな結果です。

保護者を対象に講話を行った率直な感想は

「子どもへはもちろん、保護者にも基礎的な食育を継続的に行っていくべきではないか」

というのも、予想していた以上に大人が食に関する知識が無さ過ぎる。

特に保護者自身が「食べ物を体内の働きによって分類する」「体内の働きによって食べ物を組み合わせて食べる」といった考え方を今までしたことが無かったのではと強く感じています。

日本では小学校、早いところだと幼稚園の時点でこのような考え方の基礎を身につけますが、グアテマラでは基礎的な知識をもった方が非常に少ないのです。

子どもたちは家庭において自分で食べ物を選ぶことはできません。

保護者の方々への食育が間接的に子どもたちの成長・食育に繋がるなという事を今まで以上に強く実感しています。

すぐに行動変容に繋げる事は難しいですが、少しずつ3色分けの考え方が身についてくれればと思います。

次回は子どもたちに向けて行った「食に関する知識テスト」についてお話したいと思います。

それでは

¡Hasta luego!