JICA海外協力隊の世界日記

アマゾンに暮らす

活動報告(着任~3ヶ月)

昨年11月に当地に着任してから、早いもので半年が経過しました。このJICA世界日記ではこれまであまり活動について触れてこなかったので、これを機に、活動を少し振り返ってみたいと思います。まずは着任直後からの三ヶ月間です。

着任して間もなく始まったのが、任地パスタサ県の持つ観光資源の確認と、日本マーケットに関する情報収集でした。パスタサ県は面積の約94%がアマゾンの森林で覆われていることからも分かる通り、とても自然豊かな土地です。そこで、観光資源となるジャングルを実際に歩いたり、動物園や植物園を訪問したり、アクティビティに参加したり、パスタサ県の持つ魅力を直接この目で見るよう努めました。

元々動物は大好きだったのですが、これまでの興味の中心は、アフリカのサファリで見られるような大型哺乳類やビッグキャット(大型のネコ科動物、ライオンやヒョウ、チーターなど)でした。ですが、ここへ来て、見たこともない様なカラフルな模様をした花や昆虫、小動物、鳥などを目の当たりにし、その土地独自の生態系の美しさに非常に強い感銘を受けました。

同時に、それをどうすれば、日本人のお客様に楽しんで頂けるかを考えてきました。エクアドルは日本から遠く、またアマゾンといえばブラジルがあまりにも有名で、エクアドルのアマゾン地域は日本マーケットにはあまり注目されていないと思います。そんな状況を少しでも変えられたらと、エクアドル内にある日系のツアーオペレーターさん(現地旅行手配会社)や日本の旅行会社の方へインタビューをし、情報収集に努めました。そのようにして、嵐のように過ぎ去ったのが最初の三ヶ月間でした。

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