JICA海外協力隊の世界日記

スパイスとわたし

「先生の日」

9月5日はTeacher's Day、「先生の日」でした。

日本ではあまり馴染みがありませんが、実は日本も10月5日が「教師の日」なんだそう。

今年は、「Janmashtmi」という、ヒンドゥー教の神様の一人であるロード・クリシュナの誕生を祝う日が重なったため、

先生の日のお祝いは前日の金曜日に行われました。

さて、この日は子どもたちが1年のうちで最も先生を敬ってくれる日。

朝から、生徒が次々とやってきては、

「ハッピーティーチャーズデイ!」と、カードやプレゼントを渡してくれました。

プレゼントの中身は、というと・・・。

「赤ペン」!!

なるほど。これを使って、来週から始まるテストの採点を頑張ってください、ということだろうか。

先生、頑張ります。

学校ではお祝いイベントも開催されました。

6年生~12年生が、素敵な歌やダンスを披露してくれ、とっても盛り上がりました。

また、4、5年生のクラスではモディ首相の演説&質疑応答の様子をライブ中継で観ました。

毎年、首相がインドの学生の質問にその場で答てくれる時間があり、とても画期的だなと感じます。

「先生の日」も素敵ですが、子どもたちにはいつも先生に感謝の気持ちを忘れずにいてほしいな、と心から思います。

先生たちは、いつだって生徒のことを考えています。

私も、いままで教えていただいたすべての先生方に、改めて感謝したいです。

5日は学校で先生たちだけのお祝いイベントがありました。

「Janmashtmi」では、ファースト(断食のようなもの。根菜など、食べられないもの決まっている)をするヒンドゥー教徒が多いので、それ専用のスペシャルランチが出ました。

じゃがいもを、フルーツに粉をまぶして揚げた「パコラ」に、甘辛いソースとヨーグルトをかけて食べるコロッケ「ティッキー」。

それから、ヨーグルトと野菜を和えた「ライタ」、そしてデザートにはお米とドライフルーツ、ミルクを甘く味付けした「キール」。

断食といっても、イスラム教のイードとは違って、食べられるものがあるのですね。なんとも興味深いです。

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