JICA海外協力隊の世界日記

KIROのアオリータ日記

「ハルパン(Jalpan)分校訪問」

オラ! コモ・エスタ? メキシコ、サン・フアン・デル・リオのKIROです。

今回は、活動先のサン・フアン・デル・リオ工科大学のハルパン分校を訪問した時の様子を紹介します。

ハルパンはスペイン語でJalpanと書き、英語のJapanに似ているため、直ぐに覚えることができます。ハルパンは、サン・フアン・デル・リオ市から北へ170km程行ったシエラ・ゴルダという山々に囲まれた自然豊かな地域にあります。

近くには世界遺産に登録されている5つのフランシスコ会の伝導館(教会)があり、こんな山奥にまで布教活動を行っていたことに驚かされます。

ハルパン分校は、学生約170人、約10名のスタッフや教授が情報工学と事業開発の教育を行っている小さな学校です。今回は、随伴家族を含む5人の日本人で2日間に渡り学生74人に対し、日本の地図、ボランティアの出身地、さくらなどの紹介と文化紹介の一環として折り紙の鶴を一緒に折り、日本に興味を持ってもらうことができました。

また、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)のセミナーを実施し、5Sの基礎教育とレゴによるシミュレーション・ゲームを行いましたが、真剣に取り組む姿を見て、Sを実施することの重要性を少しでも伝えることができたと実感することが出来ました。

 最後には、ソロバンと日本に大変興味を持っている数学のエルベルト教授にソロバンの使い方を教えました。エルベルト教授によると、数学的な思考の訓練にソロバンが一番良いので、日本からソロバンを購入して勉強をしているところとのことでした。近い将来、ここハルパンでソロバン教室が開催できるよう引き続き調整していくことを約束し、分校を後にしました。

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