JICA海外協力隊の世界日記

薬剤師のウガンダ秘境滞在日記

Hospital Art for African Children

 JICAボランティア事業の目的に1つに、友好親善・相互理解の深化があります。

 今回はその活動を紹介します。

 神戸海星女子学院の生徒さん達から、カプチョルワ病院小児科に飾る絵を寄贈していただきました。

 5月に学院祭で展示してもらい、カプチョルワへ運送しました。

 この機会に日本の生徒さんたちや多くの人にウガンダに興味をもってもらえたらな、と思います。

 建物も古く、カプチョルワ病院の小児科病棟は殺風景でした。

 入院している子供たち達とその家族を元気づけるという目的で、"日本らしさ"や"One world"をテーマにイラストを描いてくれました。

 上記写真のように医師、看護婦長、事務総長らにイラストを託しました。

 小児科病棟の壁に飾った後、看護婦長が入院患者さんへ現地語で日本から送られたんだよと説明してくれました。患児や家族への癒しや楽しみになることを祈っています。

 「この絵を描いた子たちはいつウガンダに来るんだ?」とスタッフに何度も聞かれました。いつか、描いた子たちがウガンダ、カプチョルワに来てほしいですね。

 文化交流の一つとして関わってくれた日本の生徒さんたちにとって、少しでもウガンダが身近になればと思います。

 そして何より、今回の企画が大切な学生生活の中で良い経験、思い出になってほしいです!

 絵と共にいただいた、イラストのテーマとメッセージを紹介させていただきます。

 『Power to everyone We hope that you will be able to support the children. We are glad if this picture helps you』

 『Everyone's pleasure. We chose this theme because I wanted to cheer up children who fight injuries and illness...』

 『Japan-ness. As we want to know the wonderful expects of Japan, we chose this theme. We are pleased if the goodness of Japan has been communicated to you.』

 『One world. Our hearts are always on your side. We wish we and you could live happily.』

 
 最後に、協力してくれた神戸海星女子学院、先生、そして描いてくれた生徒さんたち、本当にありがとうございました。

 ケイタボン イシェット(現地語でThank you for work)

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